一年に一度、ゴールデンウィークの最初の日に開催される、宣教司牧評議会が新潟教会カトリックセンターで行われました。参加者は全部で23名、内9名がオンライン参加でした。
今回は、午前にシノドスについて話し合いました。今後教区として司教団に提出する報告書を作成するために、小教区と奉献生活者の共同体から提出された分かち合いの結果をまとめた文書について意見交換が行われました。
午後は2012年の教区優先課題の振り返りについて意見交換しました。9年前に新潟教区が直面していた状況から、教区も社会も大きく変化しました。例えば、技能実習生の激増に伴う、海外出身の信徒の多様化。若い人が教会に来ることができない。司祭の減少。幼児教育、保育施設における教会の関わり方など、枚挙にいとまがありません。こうした変化を受け、新潟教区がどのように宣教司牧を進めていくのかを示す宣教司牧方針を作成していきます。今後、様々な課題について各共同体で話し合うためのガイドを作成し、お送りしますので、引き続き各小教区、奉献生活者の共同体、地区での話し合いをお願いいたします。
宣教司牧評議会は、まさに立場や地域の違いを超えてともに歩むシノドスの精神を体現したようなグループです。尊いお働きに感謝いたします。
成井大介司教