キリストの聖体の祭日、おめでとうございます。
本日は秋田市の土崎教会を訪問しました。これまで、コロナ禍のため2回も訪問が延期になっていたのですが、ついに3回目で実現しました。
土崎教会には土崎カトリックこども園と土崎カトリック学童クラブが併設されており、地域に開かれ、愛される場となっています。秋田県に七つある小教区のうち、五つに併設されているこども園と幼稚園を運営する秋田カトリック学園の本部は、この土崎カトリックこども園に置かれています。
コロナ禍が始まってから、土崎教会ではミサを2回に分けて行ってきました。しかし、感染者数がかなり少なくなってきていること、また座席の場所をアレンジして聖堂内で密にならずに座れることなどから、今月から午前9:30の1回に戻したとのことです。
今日はミサの後、私の方から司教としての方針などについて簡単にお話しし、その後ざっくばらんな質問の時間を持ちました。信仰生活について考えていること、悩んでいることを分かち合う、豊かな時間でした。
その後、小教区評議会の皆様から教会の現状や課題について伺いました。コロナ禍に関連する事もあれば、コロナ禍が始まる前からの課題もありますが、シノドスや今回の訪問をきっかけに皆さんで話し合って進めていってくださればと願っています。
小教区としての土崎教会の地域には、聖心の布教姉妹会寺内修道院、そして聖霊女子短期大学があります。今回は、土崎教会の後に寺内修道院を訪問しました。活動的な宣教司牧の現場からは離れたものの、祈りによる福音宣教は現役の18名のシスターがおられます。新潟教区の様々な場で活動してくださったシスターも多く、なんと、第2バチカン公会議前から新潟司教館でお仕事をしてくださったシスターもおられます。シスター方が新潟教区のためにいつも祈っていてくださることに、心から感謝しています。
成井大介司教