6月6日から8日まで、山形県寒河江市にて新潟教区司祭の集いが行われました。新潟教区で働く司祭が全員集まる機会は一年に一度、この司祭の集いの時だけなのですが、それも過去2年はコロナ禍のため中止していたため、3年ぶりに司祭全員が集った事になります。25名が寒河江のホテルに集まって参加、仕事などの関係で3名の司祭はZoom参加のハイブリッド開催です。私を含め、数名の司祭にとっては初めての参加となり、うれしいひとときとなりました。
一日目の午後と二日目の午前は、司教協議会典礼委員会の市瀬英昭神父様を迎えて新しいミサの式次第について学びました。ただ規則や祈りを変更するにあたっての注意事項を理解するだけでなく、祈りの言葉の背景や、司祭と信徒がともに典礼を豊かにしていくという心構えを教えていただきました。市瀬神父様、ありがとうございました。今後、各小教区で11月27日の待降節第一主日に向けて、良い準備をすることが出来るよう祈っています。
二日目の午後と三日目の午前は、新潟教区における司牧体制についての現状について共通理解を深め、今後どのような対応が必要なのか意見交換をしました。今後、小教区や地区、奉献生活者の共同体で同じ意見交換を行っていきます。
新潟教区では昨年の11月からシノドスと教区の優先課題の振り返りを行ってきました。皆様の積極的な参加に感謝いたします。シノドスについての分かち合いに基づいた新潟教区としての回答は完成しましたので、すぐに教区のウェブサイトで公表します。また、教区の優先課題の振り返りについては、寄せていただいたご意見をまとめたものを作成し、お送りしますので少々お時間をいただけたらと思います。
成井大介司教