今年から、主の奉献の主日に奉献生活者の会が宣教司牧を担当してくださっている教会を訪問し、ミサをともに捧げる取り組みをはじめました。それで今日は山形教会を訪問し、山形地区で長く宣教司牧を担当してくださっているイエズス・マリアの聖心会から、管区長の千原神父様と主任司祭のワルヨ神父様、そしてオタワ愛徳修道女会の山形修道院からシスター熊谷とシスター内原の参加を得て、主日のミサを捧げました。100名ほどの信徒が参加し、聖堂のベンチだけでは足りず、小聖堂も利用してのミサとなりました。
山形教会では月の第一日曜日に教会学校を行っており、拝領祈願の後に子どもたちが前に並び、司祭から祝福をいただきます。次に、その月に誕生日を迎える人々が並び同じように祝福をいただくのです。とても暖かい、家庭的なひとときでした。それから子どもたちは教会学校へ、大人たちは、千原神父様とシスター熊谷からイエズス・マリアの聖心会の成り立ちや霊性、日本における働きについてお話を伺いました。シスターは、山形に修道院ができたことについて、「福音のために働きたいと山形教会の共同体が特別養護老人ホームを設立したときに、そこで働くために来てほしいと皆さんが声をかけてくださったんですよ!」と話されたのが印象的でした。男女修道者、信徒が一つの共同体として歩みを続けてきた山形教会の共同体に元気をもらった午前でした。
午後は13:30から山形地区会議がハイブリッドで行われ、地区運営のあり方について、また教区の委員会の再編について、意見交換しました。小教区、地区、教区が、それぞれの背景の中で無理なく、独自性を生かしつつ、かつ互いにつながって歩みを進めていくことができるように!という理想を掲げ、良い話をすることができました。ありがとうございました!