寺尾教会小教区設立50周年

今日は寺尾教会小教区設立50周年記念ミサが行われました。寺尾教会は1971年1月1日、小教区となりましたが、すでに1964年にはナミュール・ノートルダム修道女会が、現在の寺尾教会から500メートルの場所に新潟清心女子中学・高等学校を開校し、その修道院でのミサが始まっていました。翌1965年には現在の教会と幼稚園の敷地にノートルダム幼稚園が設立され、司祭館が併設されてそこでのミサが始まりました。

寺尾教会主任の町田神父様は、実は1964年から修道院や司祭館でのミサを担当し、そして初代主任司祭を務められました。今また主任司祭として50周年を祝うのは特別うれしく、感慨深いものがあることでしょう。神父様、教会共同体の皆様、本当におめでとうございます。

今日のミサでは、一人が初聖体のお恵みをいただきました。コロナ禍の中、よく勉強を続けて来ましたね。共同祈願では、立派に自分で作ったお祈りを献げてくれました。本当におめでとうございます。

今日は公式訪問も兼ねていましたので、ミサの後には懇談会が行われ、小教区のことを教えていただきました。寺尾教会は新潟大学に近く、様々な国から勉強に来ている人々が集います。それで、ミサの朗読を多言語で行ったり(今日はベトナム語でした)、ミサの後に自己紹介だけでなく、自分の国のことなどについて紹介してもらったり、様々な交流をしているとのこと。また、信徒による信仰養成に取り組んでいるとのことでした。これからの新たな50年に向けた熱い思いがひしひしと伝わってくる分かち合いでした。

寺尾教会共同体は、「地域の人々と共に、地域の人々のために」というテーマのもとに50周年を祝われました。共同体の皆様の、これからの地域の人々との歩みの上に神の豊かな祝福と導きをお祈り申し上げます。