今日、長岡地区は地区信徒大会をZoomで行いました。大会のテーマは「コロナ禍においても希望を持って歩むために」。地区の7教会とクララ会がそれぞれの教会、修道院からオンライン参加するという、新潟教区としては初めての取り組みです。私自身は、妙高教会から参加させていただきました。
各共同体には準備として、あらかじめ三つの質問が送られ、分かち合いが行われていました。
- コロナ禍にあって気づいた、教会として大切にしたいこと。
- 今、教会としてやりたいと思っていてもできずにいること。
- コロナ後(もしくはコロナ禍が続くとしても)教会共同体として取り組みたいこと。
その上で今日はまずわたしの方から、自分のよりどころとしての信仰を個人として、また共同体として深めること、そして他者のために生きる信仰を、弱い立場にある人、そして被造物との調和のために実践することについてお話ししました。
その後、各教会で分かち合われた内容が発表されました。ミサや、茶話会、行事などが不自由になってはじめて、どれほど自分たちがこうしたことから元気をもらっていたのかを知ることができた。聖歌を歌えないのは辛いが、沈黙の豊かさや、言葉の意味を深めると言うことができるようになった。実際に会うことができないと、悩みを話したりすることができない。コロナが明けたら子どもたちの行事をしっかりやりたい。離れていても青年がつながって動き始めている。海外出身の方々ともつながっていきたい。などなど、互いの経験から学び合うことができました。なお、長岡教会は最近新聖堂が落成しましたが、地区の皆さんを招くことができなかったのでオンラインで新聖堂をお披露目してくださいました。クララ会のシスター方は、「会えなくても忘れてませんよ、お祈りしています」と励ましてくださいました。
最初から最後まで集いはとてもスムーズに進み、とても豊かな交わりの時になったと思います。準備と実行を担当された皆様のチームワーク、細やかな心遣い、そして何より参加した皆さんの協力の実りですね。おめでとうございます。