仙台教区 3.11 東日本大震災 犠牲者追悼・復興祈願ミサ

今年の3月11日は、仙台教区のガクタン司教様にお招きいただき、カテドラルの元寺小路教会にてガクタン司教様と共同司式でミサをさせていただきました。新潟教区はお隣さん教区として、2011年からずっと祈りと行いによって仙台教区と歩みをともにしてきました。新潟教区を代表して、追悼・復興祈願ミサに参加できたのは本当に意味があることだと思います。

ガクタン司教様は、『カトリック仙台教区報 248号』で、2011年来の仙台教区の基本方針である、「新創造計画」をふり返り、震災とその後の歩みを通して、「新しい創造を個人的にも、共同体としても、体験なさった方もいらっしゃると思います。その体験を、皆様と分かち合っていただけたらと思っています」と呼びかけられました(詳しくは、こちらをご覧ください。カトリック仙台教区報 No.248)。わたしたちは、実際に被災した人もそうでない人も、あのすさまじい出来事に心を引き裂かれ、揺り動かされ、生きてきました。その間、常にともにいてくださるキリストを通して、わたしたちはどのように変えられてきたでしょうか。どのように、新しく創造されてきたでしょうか。ぜひ皆様も、自分自身をふり返り、身近な人と分かち合ってみてください。

成井大介司教

写真はカトリック東京大司教区広報様より提供いただきました。ありがとうございます。