神言会総顧問による公式訪問

新潟教区では、司教座聖堂の新潟教会を含め、多くの教会が神言修道会の司牧の元に設立されてきました。現在、神言会は、秋田県のすべての教会と、山形県の二つの教会、また外国人司牧のために会員を派遣してくださっています。

この度、6年ごとに行われる神言会総顧問による総視察が日本で行われ、今日、総視察官のブラザー・ギー・マゾラが新潟を訪問されました。新潟教会の9:30のミサに参加され、ミサの後に神言会を代表して挨拶してくださいました。特に印象的だったのは、「司教が替わっていっても、皆さんはずっとここにいます」という言葉で、宣教が司教や司祭、修道者だけでなく、むしろそれぞれの教会の信徒による息の長い活動によって行われるというお話です。

教区長として、訪問と宣教師の派遣に感謝すると同時に、ともに宣教のわざに取り組むことができることに感謝いたします。

余談ですが、わたしは2020年までの5年間、ローマの神言会本部で活動していたとき、ブラザー・ギーと同じ家に住み、ともに社会的活動に取り組んでいました。今回、このような形で再開できたのは幸せなことでした。神に感謝。

成井大介司教