本日、新潟教会カトリックセンターにて宣教司牧評議会が行われました。新潟教区宣教司牧評議会の規約第3条には、次のように書かれています。

本会は新潟教区の信徒、修道者、司祭の一致、協力、交流をはかり、新潟県、山形県、秋田県からなる教区全体の宣教司牧を推進するための重要事項を司教の諮問を受けて検討することを目的とする。

新潟教区宣教司牧評議会は、菊地大司教様が新潟教区の司教であられた頃、司祭は司祭で、信徒は信徒で話し合う場があるが、互いに意見を交えて教区の課題について話す場が無いということで、2007年に発足しました。各地区からの代表者、また、青年や高齢者、外国籍信徒など、様々な立場、役割の方々が委員になってくださっています。

今日は各教会、奉献生活者共同体から寄せられた、宣教司牧方針策定のための分かち合いの回答に基づき、宣教司牧方針の目的、内容、構成などについて話し合いました。すべての教会と奉献生活者共同体が一律に特定の活動に取り組まなければならない、というような押しつけ型の方針ではなく、活動に取り組む際の共通の姿勢と方向性を示し、それに基づいて各共同体で話し合い、目標を定め、取り組んでいくという内容になりそうです。今後、具体的に文章を作成する段階に入っていきますので、祈りによって支えてくださるようお願いいたします。

成井大介司教