本日は糸魚川教会の公式訪問が行われました。糸魚川市は新潟県の最西端に位置し、新潟市の司教館から糸魚川教会まで約170キロですが、高速道路がつながっているので、休憩も入れて2時間半で行くことができます。
今日は11時からミサが行われ、糸魚川教会共同体と地域のため、また先日の能登半島の地震で被災された方々のためにお祈りしました。ミサの後は聖堂で意見交換。教区の宣教司牧方針を策定するための分かち合いで出た意見についてお互いに思うことを語りました。社会も、教会も変化し、日曜日に教会に信徒、特に子どもや子どもの親が集まるのが難しくなってきています。また、司祭は日曜日に複数の教会でミサを捧げるため、ミサの前や後にゆっくり時間を取って活動することができません。そのような中、自分たちの地域では何ができるのか?明日から新型コロナウイルス感染症が第5類に移行することもあり、新たな気持ちで取り組みを始めていけたら、と話しました。
分かち合いの後は、昼食会。信徒の皆様の持ち寄りで、日本料理やフィリピン料理をいただきました。ご自宅で取れたお米、そして旬のタケノコやワラビを使った料理は絶品!これまで、コロナ禍でこのような集いを持つことができませんでしたが、皆さんで楽しいひとときを過ごすことができました。神に感謝。主任司祭の伊藤神父様はじめ、共同体の皆様に感謝。
成井大介司教