本日、柏崎教会にて長岡地区信徒大会が行われました。長岡地区では毎年5月に信徒大会を持ち回りで実施しています。これまで、コロナ禍のためZoomによって各教会をつなぐ形で行われてきましたが、ついに対面形式で100名を超える信徒が集まり、実施することができました。
まずは地区信徒総会が行われ、様々な報告と今年度の計画が発表されました。昨年度はコロナ禍にあっても養成講座や子どもたちの錬成会などが行われています。なにより、教区信徒大会を長岡教会をメイン会場にZoomで各教会をつなげて行ったのは、長岡地区にとってとても重要な取り組みで、多くの方が協力して実現した素晴らしい活動だったと思います。
地区信徒総会の後は、「教会共同体のあり方」というタイトルでわたしの方から1時間ほどお話をさせていただきました。シノドスの関連で学んだ共同体のあり方についてと、近年世界の修道会が特に取り組んでいるInterculturality(諸文化の交わり)を通して、違う背景を持つ人々とともに生きていくことについてお話ししました。その後の質疑応答ではたくさんの感想や意見、質問をいただきました。いつも感じることですが、こうした、皆が集まる機会は、ただ話を聞くだけではなく、普段思っていることを紹介したり、質問したりするよい時ですね。
その後、聖霊降臨のミサをともに捧げ、記念撮影をして、柏崎教会の有志の方とお弁当をいただき、解散となりました。とてもお昼までの半日の集いとは思えない、豊かな分かち合いの時となりました。神に感謝。担当教会の柏崎教会の皆様に感謝。
成井大介司教