白根カトリックこども園一日保育者体験参加

本日、新潟市の白根カトリックこども園(園長 佐藤允広神父)が実施する、一日保育者体験プログラムに参加させていただきました。新潟教区には30の小教区があり、そこには27のカトリック幼児教育・保育施設があります。幼児教育・保育は新潟教区にとって、神がすべての人を大切にしていること、わたしたちもまたすべての人を大切にして生きていくよう招かれていることを社会の中で証し、人を大切にする文化を広めていくためにとても大切な活動です。

ところが、私自身は自分が幼稚園を卒業してから幼児教育・保育に関わったり、活動に参加したりしたことが全くありません。これではいけないと思い、白根カトリックこども園が実施し、好評を博している一日保育者体験に参加させていただいたのです。

たった一日で理解しようなどと思うのは大変おこがましいのですが、とにかく子どもたちと先生方の積み上げてきた互いの関係や目指す方向性の素晴らしさ、先生方の子どもを大切にする姿、子どもたちのあふれ出るエネルギーに感動しました。私も子どもたちと一緒に踊ったり、遊んだりしたのですが、数時間たった今、足が震えています。ぎっくり腰になったときのことを考えて健康保険証を持って行きましたが、使わずにすみました。きっと子どもたちが、足腰の弱そうなおじさんを気遣って加減してくれたんだと思います。ありがとうございます!

白根カトリックこども園の皆様には、大変お世話になり感謝しています。これからも、神様の祝福と導きが豊かにありますようお祈りしています。

成井大介司教