今日は新潟教会の公式訪問が行われました。9:30からのミサは、七五三が近いということもあり、子どもとともに捧げるミサの形式。主任司祭の田中神父様、協力司祭の町田神父様、そして、ヴェトナム人司牧担当のフック神父様と共同司式いたしました。子どもたちはご家族と最前列に座り、朗読やギター伴奏を担当しました。また、ベトナム人青年が多くミサに参加し、朗読や聖歌をベトナム語で担当してくれました。拝領祈願の後は子どもたち一人ひとりの頭に手を置いて、祝福。実にあたたかい、恵み豊かなときとなりました。
ミサの後、合同写真を撮った後は懇談の時間。ミサに参加されたほとんどの方が残って参加してくださいました。まず私の方から宣教司牧方針、シノドスと霊における会話、『見よ、それはきわめてよかった――総合的なエコロジーへの招き』、聖年、そして新潟教会聖堂献堂100周年と創立150周年についてお話しした後、皆さんから質問や感想、意見をいただきました。子どもミサということで、子どもの皆さんもご意見くださり、分かち合いの機会を増やしたり、もっと遊びたいという意見をいただきました。素晴らしいですね!ベトナム出身の方からは、自国と日本における信仰のあり方、特に日曜日に教会に来るということを優先している人とそうでない人がいることについて、思いが分かち合われました。それぞれの人生で、神様を中心にして生きる具体的なあり方について、ゼロか百かのどちらかで決めつけることはできません。悩みを、思いを言葉にして共同体で分かち合い、ともに歩んでいくことが大切だと改めて感じました。
懇談の後はカトリックセンターでカレー昼食会。ベトナムの皆さんもビーフン料理をふるまってくださいました。後半では司教や司祭へのなかなかにキワドイ質問が子どもや青年からたくさんあり、皆さん大喜び。また、今日誕生日を迎えた青年、今週火曜日に誕生日を迎える町田神父様、月末に誕生日を迎えるわたしのためにハッピーバースデーを歌ってくださいました。
昼食の後は小教区評議会との意見交換。宣教司牧方針の取り組みについて、新しい地区としての歩みなどについて意見交換しました。豊かな一日に感謝。
成井大介司教