カトリック新庄教会は山形県の豪雪地帯にあり、雪の聖母を守護者としていただいています。毎年2月の土日に雪の聖母祭を開いていますが、今年は22日、23日に行われました。
ニュースでも北陸、東北の大雪が報じられていましたが、この土日は新庄でも結構な雪が降り、土曜日夕方6時からのろうそくを灯しての聖母行列ができるかどうか心配していました。主任司祭のワルヨ神父様をはじめ、オタワ会のシスター内原、信徒の皆さんが黙々と雪かきをし、そしてどんどん埋もれていく、ろうそくを灯すミニかまくらを整え続けました。
6時になり、聖堂でお告げの祈り、ロザリオの祈りが行われ、皆さんろうそくを手に、またファティマの聖母像をかかげて行列して屋外へと出て行きます。案の定外は吹雪で、これは早く行列を終わらないと皆凍えてしまうと思っていたら、だんだん雪が収まってきました。誰かが「星が見えるよ」と言い、上を見上げたところ私たちの周りだけ空が開け、星空が見えました。空の星とろうそくの光で、それはそれは本当に美しく、素晴らしい祈りの時、恵みの時となりました。神に感謝!
日曜日は11時から主日のミサを行い、その後守護者のお祭りの昼食会を行いました。
SNSで紹介していますので、毎年この行事には様々な教会から何名もの方が参加されます。来年、また多くの方が参加してくださるのを楽しみにしています。
新庄教会の皆さん、素晴らしい二日間のために、長い時間をかけて準備してくださり、本当にありがとうございました!
成井大介司教