教皇フランシスコの入院にあたり

2025年2月27日

新潟教区の皆様

すでにご存じの通り、教皇フランシスコは2月14日に気管支炎のためローマのアゴスティーノ・ジェメッリ総合病院に入院されました。バチカンニュースは毎日教皇の様態について伝えていますが、25日に発表されたバチカン広報局の声明によると、「教皇の容体は依然として重いが、安定している。急性の呼吸器症状は見られず、血行動態は安定している。夕方、両側肺炎の放射線学的な観察のため、予定されていたCT検査が行われた。見通しについては今なお慎重である。教皇は、朝、聖体拝領の後、仕事を再開された。」とのことです。

教皇は、病床からウクライナの人々のために祈ったり、四旬節のメッセージを発表されたりと、人々のことを心にかけておられます。私たちも教皇の回復のために祈り、また教皇と心を合わせて困難にある人々のために祈りたいと思います。

カトリック新潟教区 司教
成井大介