王であるキリスト

今日は王であるキリストの祭日。カテドラルである新潟教会の守護者のお祝い日です。

新潟の地で宣教活動が始まったのは、1871年のパリ外国宣教会の宣教師の派遣によるものです。現在の新潟教会の聖堂が建てられたのは1927年で、王であるキリストがピオ11世によって制定された2年後のことです。第一次世界大戦の後の時代に、ピオ11世は「キリストの王国におけるキリストの平和」の実現のためにこの祭日を定めたとのこと。きっと、新潟教会を建てた人びとも、この新潟の地における平和を願って、守護者として王であるキリストをいただいたのではないでしょうか。私たち一人ひとりが、キリストの平和を広めていくものでありますように。

成井大介司教