聖霊高校卒業式

本日、秋田の聖霊女子短期大学付属高等学校の卒業式が行われました。聖霊高校は聖霊会が設立母体の学校で、昨年から聖霊会のシスター工藤が校長を務めておられます。聖霊会は1908年に来日、宣教を始めましたが、聖霊高校の前身である私立女子職業学校が開設されたのは、なんと翌年の1909年でした。当時のシスターたちの意気込みが伝わってくるようです。

今日卒業された生徒の皆さんは、コロナ禍が始まってすぐに入学した学年です。丸々3年間、コロナ禍の中で高校生活を過ごされたわけですので、校長の式辞や、送辞、答辞もコロナについて触れておられましたが、不自由な中にあっても、工夫して新しいやり方で様々な取り組みを進めてこられたのはすばらしいですね。わたしも祝辞を述べさせていただき、聖霊高校の教育目標である「光の子として歩みなさい~すべてのいのちと共に輝く~」にあるように、いのちを、人の存在を大切にする聖霊の価値観を大切にしてほしいとお伝えしました。

卒業生の皆様、本当におめでとうございます。

成井大介司教