本日、寺尾教会にて町田正神父様の司祭叙階60周年記念ミサが行われ、神が、町田神父様と、町田神父様を通して多くの人々に注がれた恵みに感謝しました。コロナ対策の関係で、寺尾教会小教区共同体のみでミサを献げましたが、多くの方からお花や電報が届き、家族的な、あたたかい雰囲気の中でのお祝いとなりました。
町田神父様は1963年3月24日に新潟教会で司祭に叙階されました。第2バチカン公会議が始まって5ヶ月後。ベトナム戦争の最中で、キューバ危機の翌年です。日本では、高度成長期で、翌年東京オリンピックが開かれました。教会も、世界も、日本も大きく変化し、揺れ動いている時代に司祭に叙階された町田神父様は、以来主に新潟地区の小教区や幼稚園、学校で宣教司牧に取り組んでこられました。
60年の間に社会は大きく変わりましたが、町田神父様の、まっすぐな背筋で祈る姿は、社会や働き方は変わっても、神に向かう姿勢は変わらないんだ、ということを教えてくれているように私は感じます。
まだまだ現役主任司祭の町田神父様、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。本当におめでとうございます。
成井大介司教