土崎教会公式訪問

この週末は秋田市の土崎教会を公式訪問しました。

まず土曜日は土崎教会信徒の結婚式。新潟教区全体でも様々な場で活躍してくださっているお二人の結婚に、秋田からはもちろん、新潟や東京からも青年や元青年が駆けつけ祝福しました。おめでとうございます!

日曜日は9:30から土崎教会でミサ。キリストの聖体の主日を、約40名の共同体の皆さんとともに祝いました。土崎教会は、この春から新主任司祭として神言会のインセン神父様が着任、これまで主任を務めてくださった新立神父様は助任として支えながら、幼稚園における活動により力を入れておられます。ミサの後は意見交換。まず私の方から、シノドスの副題である「交わり、参加、宣教」の、特に「参加」について、土崎教会においていま、誰がどのように教会活動に参加できるでしょうかと投げかけました。日曜日のミサに様々な理由で出られない人が多くいる中、様々な方法でみんな教会活動に参加していく意識を持ってともに歩んでいけたらと願っています。その後、小教区評議会の皆さんと意見交換。特に、子どもを大切にする共同体、海外出身の人々と一つの共同体としてともに歩む共同体のあり方について話しました。話しの後は昼食を皆さんでいただきました。今は蓴菜が旬ということで、蓴菜のお吸い物と蓴菜の生姜和えをいただきましたが、これが実においしく、大好評でした。土崎教会の皆様、ありがとうございました。

午後2時からは土崎教会小教区の地域にある聖心の布教姉妹会寺内修道院を訪問しました。現在19名のシスターが共同体に所属しておられます。ご高齢で、活動の現場を離れ、祈りの現場の最前線におられるシスターたちです。1時間ほど懇談いたしましたが、日本中で幅広く活動してこられたシスターの皆さんのお話を伺い、まさに「ザ・ベテラン宣教師」の共同体だと感じました。私が「教会を訪問すると、『シスターに来てほしい』という声をよく聞きます」とお話しすると、「ここから皆さんと心を合わせて祈っています」と応えてくださいました。これからもよろしくお願いします。

成井大介司教