新潟教区の皆さま

主のご降誕とクリスマス、お慶びを申し上げます。
教会は「神の母聖マリア」の祭日である1月1日を、「世界平和の日」と定めています。ベトナム戦争の時期、１９６８年にパウロ6世教皇によって定められた祈願日です。
2024年の「世界平和の日」メッセージの表題は、「人工知能AIと平和」となっています。以下のウエブサイトに掲載されています。 https://www.cbcj.catholic.jp/2023/12/26/28660/。

主のご降誕を祝っているこの時期も、ウクライナではロシアによる侵略が続き、イスラエルによるガザ侵攻が続いています。小さな争いや、武力を用いた国家間の争いがこの地上からなくならないのは、いつでも「人の心」が「争いの主戦場」となっているからです。
人々が虫けらのように殺され傷つき倒れてていく現実世界の中で、特に神さまを信じる私たちは、人類の母であり平和の元后である聖母マリア様に、一日も早く戦争が終結するよう、犠牲を捧げ祈ることの大切さを痛感します。それが私たちにできることの一つです。日々怠ることなく、教皇様とともにお捧げして行きましょう。

カトリック新潟教区
正義と平和委員会