令和6年能登半島地震

2024年1月3日

カトリック新潟教区の皆様

主の平和

年が明けて最初の日に発生した令和6年能登半島地震は、石川県を中心に広範な地域に被害をもたらしました。被災された方々に心からお見舞い申し上げます。また、救助を待っておられる方、救助や復旧に携わる方々を神が守り、力づけてくださいますよう、お祈りいたします。

新潟教区においても、かなり揺れた地域がありました。場所によっては、液状化、地割れ、隆起、陥没、建物や壁の倒壊などの被害が出ています。また、ライフラインや交通手段に影響が出ています。ご自宅で棚が倒れたり、ものが落ちたりした方々も多くおられることと思います。ご無事をお祈りしています。教会共同体で、手助けが必要な信徒の方、特に独居の高齢の方、言葉が難しかったり、地震の時にどのようにすればいいのかわからない方にご配慮ください。このようなときこそ、互いに声をかけ合い、支え合って歩んで参りましょう。

なお、現在のところ、新潟教区内の教会やカトリック施設においては、地面の隆起、建物の若干の亀裂、聖堂の像や事務室の棚が倒れたという程度で、大きな被害があったという知らせは届いていません。まだ地震が続いていますので、引き続き安全に気をつけてまいりましょう。

石川県を含む、名古屋教区における被害は甚大です。隣人として、祈りと奉仕によって寄り添って参りましょう。今後どのような形で支援することができるか、教区カリタス委員会が中心となって検討して参りますので、改めてお知らせいたします。

神の祝福と守りがありますよう、お祈りしています。

 

カトリック新潟教区
司教 成井大介