5月4日と5日、新潟県見附市の大平森林公園キャンプ場にて新潟教区の青年キャンプが行われ、約80名が参加しました。この青年キャンプは4年前、新潟教区各県在住のベトナム出身の青年が秋田県の大館市に集まり、キャンプを行ったことから始まりました。今年で4回目になりますが、「国籍で分けない共同体作り」という新潟教区の方針もあって、今年は日本人、フィリピン人、メキシコ人の青年信徒も部分参加しました。
今年のキャンプのテーマは「信仰の喜び」です。四つのチームに分かれて、テーマに沿った絵を描いたり、ゲームを行いました。そして食事、祈りとミサを通して、国籍や文化、言葉などの背景に囚われず、むしろ互いの違いから豊かにされ、自由に信仰の喜びを分かち合うひとときとなりました。多くの方の協力によって素晴らしいキャンプとなったことを感謝いたします。今回の交わりがそれぞれの人生において、また共同体において、良い実りを結びますよう、お祈りいたします。
わたしも一泊二日のプログラムに最初から最後まで参加し、数十年ぶりにテント泊をしました。ベトナムにはダーカウという、羽蹴りの遊びがあり、女性も男性もこれを楽しみました。わたしはおかげでしばらく筋肉痛が続きそうです。
成井大介司教