昨日、5月23日に秋田県内の小教区付カトリック幼稚園を運営する秋田カトリック学園の理事会が土崎教会であり、参加しました。秋田県では、北から、鹿角、大館、能代、土崎、本荘教会に幼稚園またはこども園が設置されており、また横手教会には別法人で保育園が設置されています。新潟教区3県においては、どこの自治体も少子化による影響を受けており、カトリック園も園児募集で苦労していますが、キリスト教の精神に基づいた、一人一人が大切にされる教育、保育はますます重要になってきていると感じます。
理事会のお昼休みに聖体奉仕会を訪問しました。この日は共同体の静修が行われておいましたが、少しだけお邪魔してアド・リミナで感じた事など分かち合いました。春になって巡礼者受け入れが再開し、たくさんの方がお祈りに来られています。
理事会が終わってからは、昨年の7月に大水被害を受けた聖霊高校を訪問しました。復旧工事は今も続いており、特に電気関係の設備を校舎の南側に設置する準備が進められていました。学校の皆様、工事関係者の皆様、本当にお疲れ様です。無事に作業が進みますようお祈りいたします。多くの方々がボランティア活動や祈り、募金によって支えてくださっていることに心から感謝いたします。聖霊高校は今も寄付金を募っています。ご協力のほど、よろしくお願いします。
成井大介司教