高田教会公式訪問

本日は高田教会の公式訪問が行われ、9:30のミサの中で10名の方々が堅信を受けられました。おめでとうございます!今日の福音は、いわゆる「金持ちの青年」の箇所です。善く生きるということはどういうことなのか。それは、自分のためではなく、人のために生きること。堅信を受けようとする若者にぴったりの箇所でした。今日の高田教会聖堂は通常のベンチに収まりきらないほどの人であふれ、喜びをともにしました。

ミサの後、私の方から宣教司牧方針について少しお話しし、意見交換しました。高田教会ではこれまで、宣教司牧方針について小教区評議会で話し、現在活動計画を作っているところとのことです。また、霊における会話の手法で宣教司牧方針の三つの柱について、それぞれ分かち合いを行っておられるとのこと。

11:40からは小教区評議会が行われ、わたしも参加させていただきました。行事のあり方を、宣教的な意義に基づいて、意見交換しながら決めているプロセスが素晴らしいと感じました。

その後、お昼をごちそうになり、13:00から上越地区の小教区会計担当者と主任司祭のための教区会計説明会が行われ、教区事務局の大瀧神父様と古石さんの説明を聞きました。教区経済問題諮問委員会が検討した教区財政の改善計画について説明、意見交換が行われたのですが、この説明会は教区のすべての地区で行われる予定です。わたしたちの教区をわたしたち皆で支えていこうという姿勢で取り組んでいけたらと思います。

そして、15時過ぎから引き続いて上越地区信徒使徒職協議会代表者会議が行われ、地区の活動計画、また地区の組織的なあり方について意見交換が行われました。上越地区では現在各小教区から小教区評議会代表、その他二人の信徒、そして主任司祭と4名が年に3回行われる代表者会議に出席し、地区運営にあたっています。それぞれの視点で遠慮なく意見交換して進められる運営に敬意を表します。

17時ごろに会議終了。皆様、長い一日お疲れ様でした。実り豊かな一日を神に感謝。

成井大介司教