今日は三条教会の公式訪問が行われました。三条教会の主任司祭は、車で20分弱のところにある加茂教会の主任司祭を兼任します。2024年から両教会の主任司祭となった真壁神父は、両教会の小教区評議会と検討を進め、現在は月に一度、主日のミサを三条教会で合同で行っています。今日も三条だけではなく加茂教会の信徒の方々もミサと懇談に参加しました。
今日は朝9時からの主日のミサが、国際ミサとして行われ、三条教会共同体、地域の方々、そしてミャンマー地震の被災者の方々のためにお祈りしました。今日参加された三条教会、加茂教会共同体の海外出身の皆さんは、フィリピン、スリランカ、韓国出身の方々で、朗読と説教、共同祈願が日本語と英語で行われました。
ミサの後、私の方から新潟教区の現勢と宣教司牧方針についてお話しし、司祭と信徒が今の状況に合わせて役割分担することの重要性についてともに考えました。その後、三条の地域と教会共同体について教えていただいたのですが、三条市では毎年人口が1000人ほど減っており、活性化に取り組んでいるとのこと。三条教会では、前回の公式訪問の時に提案された、外国籍の方が小教区評議会に参加することが実施されているそうです。また先に書いたとおり、加茂教会との協力が進められています。それから、これはどの教会でも検討していることかと思いますが、連絡網として新たにLINEグループを使い始めたとのことです。変わりゆく社会と教会にあって、教会の対応もまた進んでいます!
意見交換の後は、皆さんでお茶とお菓子をいただきながら懇談。楽しいひとときを過ごしました。
その後はお昼ご飯をいただきながら、小教区評議会の皆さんとお話し。教会に来られないご高齢の方の教会活動への参加や、人生の終わりを迎えるための霊的な準備、またカトリック新聞の後継となるメディアの活用などについて意見交換しました。
豊かな分かち合いの一日に感謝いたします。
なお、三条教会は、入り口を入ると、真壁神父の友人、ウーパールーパー氏が迎えてくれます。皆さんもぜひ是非おたずねください。
成井大介司教